ebisumartを活用してネットとリアルを融合:大丸松坂屋百貨店様

対談者プロフィール

株式会社大丸松坂屋百貨店
営業本部MD戦略推進室ショップ運営第2統括部 バイヤー美術担当
東郷 玲子 様
株式会社インターファクトリー
取締役 三石 祐輔(インタビュアー)

事業概要について

百貨店事業で、「大丸」と「松坂屋」を運営しています。その中でも、私の部署では美術部門を担当しており、絵画や陶芸品などの美術品全般を取り扱っています。

これまでは、主に外商のお得意様や高額なお取引をするお客様が中心でしたが、 2007年の大丸東京店リニューアル時に商品点数2000点ほどの絵画バーゲンを実施したところ、たいへん反響があり、1ヶ月間だけで7億5000万円ほどを売り上げました。

東京駅という立地や価格を明確にしたということもあり、地方のお客様をはじめとしてこれまでと異なる顧客層の方にも大勢お越しいただき、この催事を通して全国規模で「絵画」に対してのニーズ・マーケットがあると実感しました。

大丸東京店の絵画バーゲン実施後、催事場での展示卸売や紙で入札を行うオークションを積極的に行なうようになり、5年くらいの間で定着してきました。

ECサイト立ち上げの経緯

「松坂屋上野店南館閉館セール」で、オークション形式で販売する「チャリティー絵画大入札会」を実施することが決まり、この機会にオムニチャネルに挑戦してみようとなったのです。

より広域の方々、またご自宅で検討されるお客様を考慮し、会場での入札と並行してインターネットでの入札も出来ないかと検討を始めました。地方の百貨店が減少傾向にある中、インターネットを利用することで、全国各地大勢の方々にアプローチできるのが魅力的だと感じています

このイベントは、日本の有名作家から世界の有名作家まで約1000点が一堂に会するオークションイベントで、インターネットでも参加できるのは弊社としても初の試みでした

株式会社大丸松坂屋百貨店 東郷 玲子様

株式会社大丸松坂屋百貨店 東郷 玲子様

「ebisumart」を採用した理由は何ですか?

コンサルティング会社様からのご紹介で、複数ベンダーによるコンペで「ebisumart」を選定しました。「納期」を一番のポイントとしており、短い期間でしっかりと要件を詰めていただいたのが決め手でした。

スタッフの対応はいかがでしたか?

短い期間の中、何度も担当の方に足を運んでいただいたのですが、納期最優先での対応でしたのでたいへん助かりました。

EC立ち上げによる効果はありましたか?

オークションサイト立ち上げから約1ヶ月で会員数が150になり、全都道府県、そして20代後半から70代後半まで幅広い世代のお客様からの反響がありました

結果としては、3ヶ月間で催事全体の売上に対し、ECでの売上は2.8%を占め、私自身これには驚きました。この時は2~3万円から最高単価99万円と、広い範囲での入札がありました。
「チャリティー絵画大入札会」は終了していますが、現在も店舗の催事と連動してサイトを運用しています。

今後の展望について

インターネットは急速な進化を遂げ、ネットショップで買い物をすることが珍しくなくなってきた今、 当社においてもWeb事業の強化を図ろうとしています。ネットでは購入しないだろうと思っていたモノも、今は違和感なくネットで購入するようになりました。

そして、今回立ち上げたオークションサイトを通じて、絵画などの美術品に対してのニーズがあると実証されましたので、今後は美術品の販売という形式でのECも実施していきたいと考えています(2014年9月オープン)。実店舗もうまく使いながら、ネットとリアルを融合した形で展開できればと思います。

また、今後、楽天オークションにも出店していく予定です。弊社のオークションサイトと楽天オークションをリンクするようにし、より大勢の方々に見ていただきたいと思っています。

株式会社大丸松坂屋百貨店様、お忙しい中ありがとうございました。
(2014年8月対談)


会社概要

社名:株式会社大丸松坂屋百貨店
本社:東京都江東区
事業:百貨店事業

運営サイト

サイト名:大丸松坂屋ネット・デ・オークション
URL:http://auction.dmdepart.jp/
株式会社大丸松坂屋百貨店様が運営する、絵画や陶芸品などの美術品を取り扱うオークションサイトです。リアルタイムの入札価格は非表示です。Webで落札した商品を店頭で受け取ることも可能です。



EC運営に役立つ無料ダウンロード資料

ABOUTこの記事をかいた人

三石 祐輔(インタビュアー)

2011年9月、株式会社インターファクトリーに入社。 「ebisumart」の広報・マーケティングとアライアンス推進業務を担当。 2013年1月、株式会社インターファクトリー取締役に就任。 現在は事業戦略チーム・パートナー戦略チーム・マーケティングコミュニケーションチーム・セールスチームを統括。