【全方式】ECサイトの作り方|個人から企業ECサイトまで

Yahooや楽天などのネットショップ以外の方法で、ECサイトを作ろうと考えた時、どうやって作ればいいのでしょうか?

「phpなどのプログラムがわからないから無理だ!」
「個人ではネットショップの立ち上げは無理かな・・・」

などと、あきらめてはいませんか?実はECサイトは、無料で提供されているASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)を使えば、無料ブログの登録のように、画面の指示に従って作成するだけ、簡単にECサイトを作ることができます。

では、「個人の初心者でも簡単に作れるECサイト」から、「企業で使う本格的なECサイト」まで、世の中にはどのようなECサイトの作り方があるのでしょうか?大きくわけて下記の5つの方式があります。

①ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)
②オープンソース
③パッケージ
④クラウドEC

⑤フルスクラッチ

上記の5つの方式について本日はインターファクトリー(えびすマート)で、WEBマーケティングを担当している筆者が、ECサイトの作り方の全方式を「個人」と「企業」に分けて解説いたします。

個人と企業では、ECサイトの作り方は異なる?

個人での小規模なECサイトの作り方と、予算があり、システム連携等が必要になってくる企業の中・大規模のECサイトの作り方では、ECサイトを作るときの選択肢も異なります。

個人のECサイトの作り方

予算に限りのある個人ではECサイトを作る方式は以下の2つに限られます。特におすすめの方式はASPです。後ほど解説しますが、無料で利用できるASPがあり、しかもECサイトの作り方は驚くほど簡単だからです。逆にオープンソースでのECサイトの作り方は、技術力やITリテラシーが高くないと構築することはできません。

①ASP
②オープンソース

ASPVSオープンソース

ASPなら個人でもたった3ステップでECサイトが作れる!

なんと15分もあれば、個人のECサイトを作る事できます。それではその3ステップをご紹介いたします。

ステップ1 無料ASPへの登録

登録する個人情報などは以下の3つです。

①ECサイトのアドレス(自分のショップのURL)
②メールアドレス
③パスワード

ステップ2 商品の登録

下記、商品項目を登録いたします。

・アイテム名
・価格
・画像
・アイテム紹介文
・在庫数

ステップ3 ECサイトのデザイン決定

下記デザイン要素を決定します。

・背景テンプレート選択
・カラー選択

そしてECサイトを公開します。わずか3ステップで誰でも簡単にECサイトを作ることができるのです。つまり最短で15分程度あれば、ECサイトが作れるのです。

決済機能も、ASPの企業が代行してくれるためクレジット決済などの方式に対応しています。個人でもECサイトが簡単にすぐに開設できる時代になったのです。

個人でもオープンソースを利用してECサイトを作り込む!オープンソース導入方法

それではオープンソースを利用したECサイトの作り方を解説いたします。どのオープンソースも基本的な導入方法は以下の通りです。ですから、ここではステップをおって「だいたいこんな感じなのか!」という感じをつかむ程度でかまいません。では5つのステップで紹介いたします。

ステップ1 レンタルサーバーを契約

自分でサーバーを構築する方法もありますが、全くメリットがありません。レンタルサーバーを借りて、オープンソースをインストールする方法が一般的です。

※レンタルサーバーには、ec-cube等の有名なオープンソースのクイックインストールが用意されており、ボタンひとつで簡単にインストールできます。

ステップ2 オープンソフトのソフトをダウンロード

オープンソースの公式サイトから、ソフトをダウンロードし、最新版のオープンソースを入手します。

ステップ3 サーバーにインストール

・管理画面で、ショップ名やメールアドレスを登録
・データーベースの設定

ステップ4 商品登録を含めた、ECサイトの基本設定

商品の登録や、サイト名などのECサイトの基本設定を行います。

ステップ5 ECサイトのデザインを作成する。

そして公開という流れになります。オープンソースなのでライセンス費用がかかりませんが、良いところは技術さえあれば、カスタマイズを行い、企業のECサイトに匹敵するECシステムを作れるという点です。

ただし技術があっても導入に時間がかかりますので、まずはオープンソースの標準機能でビジネスを進めながら、カスタマイズしていくのがよいでしょう。なぜなら全てを整えてからでは時間がかかりすぎますし、ビジネスをやりながら、ECサイトが、どうあるべきかが理解できるようになるからです。

企業のECサイトの作り方

予算があり、システム連携など独自のワークフローにも対応させる必要がある企業のECサイトは個人よりも、選択肢は豊富です。しかし、企業規模によって導入するECシステムも変わってきます。各方式の作り方については後ほど説明しますので、まずは下記の図で企業の年商別に導入されているシステムのすみ分けで、全体感をつかんでください。

①ASP
②オープンソース
③パッケージ OR ④クラウドEC
⑤フルスクラッチ

企業のECサイトの作り方

①月々数千円からスタートできる「ASPサービス」で企業ECサイトを作る!

個人でもASPは紹介しましたが、無料の方式です。有料のASPとなれば、ECの機能も格段に違い、ある程度個性を出したECサイトの構築が可能です。

ASPは一番安い方式だからといって、悪い方式なのでしょうか?そんな事はありません。もし企業のワークフローをASPに合わすことができたのなら、最良のECシステム方式と言っても過言ではないでしょう。ASPはコストが安いということだけでなく、システムが古くならないという利点は、大きな利点だからです。

なぜシステムが古くならないのが利点なのでしょうか?それはECシステムは3年も立てばシステムが陳腐化し、時流から遅れたECシステムになるため、システムリニューアルが必要になり、コストもワークロードも中長期的に大きく負担になるからです。

またサーバーの管理が不要という点もASPの強みです。

ASPのデメリットは?

・カスタマイズができない
・システム連携ができない
・デザインが固定されている
・大規模ECシステムには向かない

といったデメリットがありますが、上記のデメリットが受け入れられない場合は、次のシステムを検討しましょう。

②ライセンス費用が不要の「オープンソース」で企業のECサイトを作る!

社内に技術力がある場合は、オープンソースのECシステムも検討する価値はあります。ライセンス費用がかからず、カスタマイズが自由ですから、システム連携も、デザインも自由です。

オープンソースのデメリットは?

・サーバーの管理が必要
・システムが古くなる
・カスタマイズをしてしまうと、最新のバージョンにアップデートできない場合がある
・障害があった場合は自社責任

といった点です。しかし自社でプログラムコードを含めて全て管理したいという企業であれば、技術力があれば最も良いECシステムでしょう。技術力がなければ、他の方式を検討しましょう。

また、オープンソースをカスタマイズする場合に気をつけて欲しい点は、障害があった場合は自社責任だということです。次に紹介する「パッケージ」や「クラウドEC」と異なり、自分達でカスタマイズする場合は、当然自社の責任です。

あるいはベンダーがオープンソースを使って、開発を行った場合でも、障害が発生した場合に

ベンダー「それは、オープンソース本体の障害ですから、私たちも責任は負えません」

ということが実際にあります。オープンソースのECシステムを使って、ベンダーに依頼する場合は、この点を踏まえて、契約書をよく事前に確認し、どんな場合でも障害対応してもらえるように確認してください。

③ECの標準機能が備わっている「パッケージ」をカスタマイズしてECサイトを作る!

年商が1億円を超える企業であれば、パッケージも検討すべきでしょう。なぜならカスタマイズによって複雑なシステム連携も可能で、デザインも完全に自由です。最近のパッケージ製品は、フルスクラッチの拡張性に匹敵するため、大企業であっても、「パッケージ」を選択肢にすことが増えてきています。

パッケージのデメリットは?

・コストがそれなりにかかる(初期費用:数百万~)
・システムが古くなること
・追加カスタマイズコストが高い(数十万円~数百万円)

です。コストがかかるのは当たり前ですが、システムが古くなることだけは避けれません。システムが古くなると、追加カスタマイズが必要となりますが、その費用が安くはありませんし、カスタマイズを重ねてシステム改修を重ねると、継ぎはぎだらけのシステムになります。

そうなると余計な処理が多くなり、ECシステムのパフォーマンスが落ちてしまうのです。カスタマイズやシステム連携を行い、システムを常に最新に保つ方式は「クラウドEC」が唯一の方式になります。

④ASPとパッケージの良いとこ取りをした「クラウドEC」

クラウドECとは、ASPとパッケージの両方の要素を持っているECプラットフォームです。つまり、ASPのようにシステムが古くならず、しかも、パッケージのようにシステム連携やカスタマイズを行うことができるECシステムなのです。

クラウドECのデメリットは?

・パッケージと同程度のコストがかかる
・プログラムコードはブラックボックス

このようなデメリットがあるため、オンプレミスで全てを管理したいという会社には、クラウドECは向いておりません。最近はパッケージの会社も、クラウドECを新たに開発してリリースするなど、EC業界的にはクラウドECが勢いがあります。

やはり、クラウドECを導入すれば、毎週システムが自動更新され、新しい機能も実装されるので、メリットは大きいです。

⑤全てを実現させる「フルスクラッチ」方式で企業のECサイトを作る。

コストが最もかかる方式ですが、大企業でよく採用される方式のフルスクラッチです。完全に企業のワークフローに合わせてECシステムを作るため、システム連携やデザインなどは、完全に自由に設計することができます。

フルスクラッチのデメリットは?

・コストが莫大にかかる
・システムが古くなる
・一度導入すると、すべてを握るベンダーを変えずらくなる(ECシステムが基幹システム等と同じベンダーの場合)

しかし昨今、パッケージの機能や拡張性が格段に向上したため、フルスクラッチを検討する意味がなくなりつつあります。また「餅は餅屋」のように、ECにはECのノウハウがあり、単に技術力がある会社にECシステムを依頼するのはリスクがあります。

またパッケージ同様、システムが古くなるのもフルスクラッチも同様です。

まとめ

本日は個人と企業のECサイトの作り方の全方式について解説いたしました。どの方式にもメリットとデメリットがあるので、それを踏まえた上で、どのシステムを導入するか検討するのがよいでしょう。なぜなら個人や企業によって、何が許容できて、何が許容できないか?技術力があるのか?など異なるからです。

また、ASP以外のシステムは全てシステムが古くなり、3年後にはECシステムのリニューアルを検討しなくてはならなくなる。もし企業サイトを検討なら、「クラウドEC」のメリットが大きいでしょう(弊社のECシステムのebisumart)。

クラウドECとは、カスタマイズが可能で、システム連携やデザインが自由です。そしてASPのように、常にバージョンアップが自動で行われ、システムが古くなりません。またサーバーの用意も不要です。覚えておきましょう。

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