【2018年版】スマホ決済大手4社比較!各社の強みとは?

日本では2012年頃からサービスが開始されたスマートフォンのイヤホンジャックに小さな機器(クレジットカードを読み取る)を使ってクレジットカード決済を行うスマートフォン決済、いわゆる「スマホ決済(モバイル決済)」の導入が急激に増えています。

スマホ決済の導入が増えている背景には、下記のような理由があります。

1:導入の手軽さ
2:手数料の安さ
3:入金の早さ

導入する事業者にとってもデメリットらしい、デメリットはないため、今後も導入する事業者は増えつづけるでしょう。日本では大手4社がこの市場でサービスを展開しており、手数料もほぼ横並びです。ではどういった点に注目してスマホ決済の会社を決めるべきでしょうか?

本日はインターファクトリーでWEBマーケティングを担当している筆者が各社の強みを紹介しつつ「スマホ決済」について解説いたします。

スマホ決済サービスの大手4社を徹底サービス比較!

 

各社の手数料は、ほぼ横並びで大差はありませんが、それでも各社ごとに強みは異なります。あなたの会社にあった決済サービスが把握できるように各社毎に解説していきます。

翌日入金が可能なSquare(スクエア)は小規模事業者に嬉しい!

 

Squareの最大の強みは、翌日入金が可能なことです。スマホ決済を導入する事業者は、資金繰りが万全な大企業ではなく、小規模事業者がメインですから、クレジットカード決済の売上が翌日に自動入金されるのは大変ありがたい仕組みです。また振込手数料はSquare負担なのも嬉しいところ。

三井住友銀行とみずほ銀行のみ翌日自動入金となり、それ以外の銀行口座は入金は、管理画面で入金操作が必要となり、入金のタイミングは週1回になります。楽天ペイも翌日入金が可能ですが、楽天銀行の口座が必要となり、それに比べて、メガバンクの口座を使えるのは、大きなメリットです。

Squareは端末のデザインが小さくてオシャレなのもポイントです。アパレル、雑貨店やおしゃれなカフェを経営する事業者は、端末がオシャレであることも、大切なポイントです。

自社アプリのPOSレジのSquareレジも、売上分析や従業員による権限管理など細かい機能まであり、利便性が高いです、Squareは他社のレジと連携することも可能です。

Squareのデメリットは、クレジットカード決済時に暗証番号による入力ができません。必ずサインの決済になります。これはチャージバックが発生するリスクがありますので、チャージバックが多い業界では、注意が必要です。

 

国産スマホ決済サービスのCoiney(コイニー)は細かい丁寧なサービスが特徴!

国産の「Coiney(コイニー)」の強みは、日本の独自慣習に対応した点です。例えば、日本では、なじみのリボ払いや分割払いに対応したり、地方銀行とパートナーシップを結んだりと日本市場に合わせた対応するのがCoineyの強みです。

オンライン決済も用意されており「Coinryペイジ」は、Coinryを導入した事業者自身が決済用のWEBページをカンタンに用意することができ、事業者は、お客様にそのURLを送信すれば、お客様はそのURLから、場所を選ばずカンタンに決済できる仕組みで、これは大変便利です。

また、訪日中国人向けに中国で普及しているチャットサービスのWeChat(日本で言うLINE)を利用した、WeChat PayというQRコード決済サービスを展開しており、中国人需要(インバウンド)を取り込みたい事業者は店先にWeChat Payのロゴを用意すれば、訪日中国人に大いにアピールできるでしょう。なぜなら中国ではWeChat Payがスマホの普及とともに急速に利用者が増えているからです。

Coineyは今後も市場に合わせた細かいサービスを展開していくと思われます。ホームページにもサービスガイドが用意されており、充実したサポートを受けたいという考えの方は、Coineyが一番です。

楽天銀行の口座があれば、かなりお得!あらゆる決済方法が使える「楽天ペイ」

すでに楽天銀行で口座を開いている場合は、振込手数料が無料になる「楽天ペイ」がコストが安くすみますし、何よりSquareと同様に翌日自動入金になるので相当便利です。楽天銀行以外の場合は振込手数料がかかりますので、楽天ペイを導入する事業者は楽天銀行の口座があることが前提となるでしょう。

楽天ペイの最大のメリットは、いろんな決済方法に対応していることです。Suicaなどの電子マネー決済はもちろん、Apple PayやGoogle Payなど新しい決済にも対応しております。インターネットでECサイトを設立する場合も、ID決済の楽天ペイ※であれば、楽天市場のアカウントで、自社ECサイトの決済も可能です。

※ID決済についての過去記事:2つのID決済「AmazonPay・楽天ペイ」導入前に押さえるべきポイントとは?

POSレジアプリも各社と連携しておりますし、すでに楽天銀行の口座を持っている場合は、導入は前向きに考えても良いでしょう。ただし、中国人向け決済に対応しておりません。訪日外国人への売上を見込む場合は、CoineyのWeChatPayが良いでしょう。

「Air Pay(エアペイ)」は楽天ペイ以外でSuica対応なのが魅力

リクルートが運営するAir Payも小規模事業者に人気です。他のスマホ決済3社と比べて、特筆するべきところはないですが、電子マネーが、楽天ペイ以外で対応している点です。やはり楽天ペイ導入の方は、すでに楽天銀行の口座を持っている事業者が多いですが、楽天ペイ以外で、Suicaなどの電子マネーに対応するならAir Payが有力なスマホ決済会社となります。

ただし、Air PayはAndroidに対応しておりません。この点は注意が必要です。

その他にもある、独特な強みがあるスマホ決済サービス会社とは?

Anyware(エニウェア)

Docomoと決済ソリューションで協力しており、手数料は3.48%と少し高いものの、銀聯カードに対応しており、また簡易的ではあるが、POSレジ機能があるため、レジ機能が最小限でよいという事業者には、ちょうどいいサービス。また国内サービスでドコモと協力体制にあるため信頼感は高いです。

Payment Meister(ペイメント・マイスター)

Payment Meisterの最大のメリットはなんといっても、電子マネーSuicaの決済も対応したマルチ決済対応の端末が用意されていることです。Suicaの決済を使うためには、JRの厳しい審査基準を乗り越えなくてはいけないため、それに対応したスマホ決済端末があるのはPayment Meisterだけです。ただ導入には三菱UFJニコス株式会社の契約や、端末がiPadではなくてはいけないなど縛りもあります。

端末が宅配便で届いたら、すぐに使える!スマホ決済の端末

端末が届いたら、各社指定のアプリをインストールして、メールアドレスを登録するだけで、実際の使用に関しても、従来からスマホアプリなどに慣れていれば、誰でも使えるインターフェースになっています。

スマホ決済のメリットとは?

メリット1:導入が手軽

✔審査を含めて1週間程度で導入可能
✔初期費用や端末費用が無料
✔設置機器はスマホやタブレットにつなぐ小型の読み取り機

 

square

※画像はSquareのホームページより引用

スマホ決済の最大の魅力はその導入の手軽さです。通常のクレジットカードの読み取り機であれば端末導入コストが10万円前後はかかりましたが、スマホ決済の場合は、各社とも端末をキャンペーンなどので実質無料で提供しています。また、その端末の上記の写真のようにスマホやタブレットのイヤホンジャック等に刺すだけなので、あらゆる個人事業主にも手軽に導入できます。

開始手続きもホームページより簡単にできます。各社とも身分証明書(免許証、パスポート、健康保険証)を写真でとり、それをWEB画面にアップロード、あとは事業の内容や金融機関の情報を入力していくだけです。その後審査結果をメールで受領します。審査が通れば、申込から一週間程度もあればスマホ決済を開始できます。端末も宅配便で送ってきてくれます。

メリット2:手数料の安さ

スマホ決済サービス各社で、若干の差ことあるものの、手数料が3.24~3.75%と安いことです。スマホ決済は当初5%近い手数料でしたが、各社参入したため、現在の3.24%程度に落ち着きました。通常飲食店などの通常のクレジットカード決済が6%程度に対して、かなり安い手数料であると言えます。

振込手数料

振込手数料に関しては、各社特色がことなります。例えば「楽天ペイ」だと楽天銀行の口座に限り、振込手数料が無料になります。Squareは振込手数料が無料です。Coineyは10万円以上の高額取引に関して無料になります。

いずれにせよ、振込手数料が条件さえ整えば無料というのは個人事業主にとっては大変ありがたいサービスです。

メリット3:入金の速さ(支払いサイト)

事業者にとってのスマホ決済の最大の魅力はその入金の速さだと思います。なんと「Square」と「楽天ペイ」に関しては、銀行の指定条件はありますが翌日入金です。また「Coiney」も月6回の入金に対応しています。

従来のクレジットカード決済は、電話回線でのバッチ処理がメインのため、入金も月に1回か2回でした。しかしスマホ決済は、リーダー端末からインターネット回線で瞬時にデータセンターに情報が送られているため、このような早い入金サイトが実現できているのです。資金繰りが厳しい個人事業主には、大きなメリットになります。

スマホ決済の課題とは?

急成長中のスマホ決済の課題は、いくつかあります。

課題1:スマホ決済のユーザーが45歳と高齢

日本でスマホ決済の導入を検討しているユーザーの平均年齢が45歳(Coineyの利用事業者平均年齢)であり、従来スマホやタブレットに親しんでいる層よりも年齢が高いため、スマホ決済の普及に課題があります。そのためスマホ決済自体に抵抗感があったりする世代でもあるため、普及のためには単にインターネット広告だけでは、それらの世代にリーチするのは難しいでしょう。

その点をうまく営業展開しているのがCoineyです。Coineyは事業戦略は、特定の事業セグメントを重点的にシェアの拡充を目指しており、例えばCoineyは自転車販売業界に力を入れており、その理由は一回で高額な支払いのある高額中古自転車の場合、お客様も高額なお金を持ち歩くのも不安がありますので、信頼している自転車販売業者であれば、ユーザーもクレジットカード支払いに抵抗がありません。

このように、ユーザーの業界に合わせた営業活動を業界毎にしていくことで、単なるインターネットの広告による展開だけでなく、各業界に営業展開していくことが普及の鍵となるでしょう。

課題2:時代おくれな磁気ストライプ、今はICカード型が主流に!

クレジットカードのスキミングによる、不正が一時期ニュースでも話題になりました。それを受けてクレジットカード業界も、セキュリティー向上のためカード規格「EMV(EuroPay、Matercard International、Visa Internationalで合意したICカードの統一規格)」がスタンダードになりつつあります。スマホ決済サービス各社もその流れを受け、磁気読み取り型から新端末のICカード型をリリースしております。

※下記画像は、Squareホームページより、ICカード方式を説明した画像です。

ICカード方式

Square社のホームページより画像を引用

「Square」「Coiney」「楽天ペイ」「Air Pay」ともにICカードの読み取りに対応した端末を作っています。

ユーザーのクレジットカード決済に対する不安を少なくするICカード方式は現在は欠かすくことできません。またNFS(Near Field Communication:スイカのような非接触ICカード)も利便性と安全性の両面から今後注目ですが、決済方法手段としては、まだ限定的です。日本政府も2020年までに国内で流通する全てのカードのIC化を表明したこともあり、当面はICカード方式が主流となるでしょう。

スマホ決済の今後は?

このような手軽な決済方法が進めば、事業者の利用ばかりでなく、個人でのスマホ決済の利用が進む可能性があります。

そうすると例えば、飲み会などで大勢で飲むときに現金を持ち合わせてないメンバーがいる事もよくあると思いますが、幹事がカード端末をもっていれば、クレジットカードで会計を仲間内でスムーズにすることもできます。入金も翌日から数日程度と利便性が高く、個人の利用にも大きな可能性があります。

そういった世の中になるには、スマートフォンとクレジットカードのNFC対応の普及が欠かせないと思います。いずれにせよ、今後もスマホ決済は急激に普及していくことは、キャッシュレスの一役を担っていくことは間違いないでしょう。

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